どのような時に雇用関係が終わるのか?
雇用関係が終了するときは概ね4つのパターンが考えられます
①あらかじめ契約で定められた雇用終了の期間を満たしたとき
代表的なのは雇用期間が満了したときです
②労使双方の合意により契約が解約になるとき
労働者が退職願いを出して認められたいわゆる円満退社や、早期退職制度の募集で
辞めるときなどがあります
③労働者が契約に反して一方的に辞職するとき
これは契約の一方的な破棄になりますので場合によっては損害賠償を請求される
可能性もあります 労働者が急に出社しなくなりそのままなどのケースもあります
④企業側が一方的い行う解雇のとき
これも一方的な契約の破棄ですので認められるものではありませんが、解雇できる場合も
あります
懲戒事由に当てはまる行為があった場合の「懲戒解雇」
仕事をこなせなくなった場合の「普通解雇」
担当する仕事がなくなった場合の「整理解雇」
これらはいづれも法律上は可能です
いわゆる「解雇規制」とは、これらの3種類の正当な解雇を禁止するものではなく
会社側の恣意的な解雇を禁止するものです
日本では雇用契約を結ぶ際に、原則3年までの有期雇用か、無期雇用のいづれかを
選ばなければなりません 有期雇用の場合多くは1年以下であることが多いようです
最近のニュースで退職代行のニュースをみました
時に新入社員に多いようですが、
私も人事部時代に2回、退職代行経由の退職を受けました
かれこれ10年前くらいでかなり珍しいケースでしたので人事部全員で驚いたのを覚えています
私は以前、部下や後輩に退職の相談やキャリアの相談を受けた時には、退職するのは
以外と簡単なので、少し冷静になって、一か月経っても考えが変わらなければ
退職を前向きに考えてはどうか?と言ってきました
勿論、メンタルや健康状態に関連する場合はそうではありません
退職するのは簡単です!
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